小説マストドン始めました
これです。
マストドン(Mastodon)はすごい。
何がすごいのかというとSNSなのに最初から楽しいのがすごい。
普通SNSは何らかの方法で誰かと繋がらなきゃつまらない。
それなのにマストドンは一人ぼっちで参加してもすぐ楽しめる。
マストドンすごい。
ぼっちに優しい。
なんでいきなり楽しめるのかというとマストドンが1つじゃないからだ。
大学のサークルのように趣味や目的ごとにたくさんある。
だから自分に合った場所に参加すればいい。
そこでは参加するとすぐに自分好みの投稿が読める。
そしてみんなも自分の投稿をすぐに歓迎してくれる。
マストドンには参加者全員の投稿が流れるタイムラインがあるからだ。
登録したら既に趣味が合う人と相互フォローなTwitter。
登録してすぐのツイートでも誰かが反応してくれるTwitter。
そう考えるとマストドンすごくない?
実際すごいんだけどさ。
しかし問題があった!
小説好きのためのマストドンがないのだ!
仕様的にはマストドンは500文字も書けちゃうTwitterみたいなもんだ。
文章で表現して文章で語るのが好きな人達にうってつけじゃないか。
よしこうなったら作るっきゃねぇぞ!
と思ってから結構時間が経ってしまったけど有力なものは未だに存在しない。
そしたらやっぱり作るっきゃないじゃないか!
当初はオリジナル小説を書く人に限定していた。
でもそれはやめた。オリジナルも二次創作もなんでもかんでも招き入れる方針にした。書く人でも読む人でも構わない。「小説」という点で繋がっていれば運営次第でそれぞれのテリトリーを保ったまま共存できると考えたからだ。
分断や排斥はプランニングの敗北なのだ。
本来はオリジナルも二次創作も「小説いいよね」なんて語る場合においては分断される理由などない。一方が排斥される理由もない。分断や排斥は運営上の都合にすぎない。
適度な距離感でお互いのテリトリーを保ちながら共存できるのが理想だ。
かつて「即興小説トレーニング」というサービスでオリジナルと二次創作の共存ができずにやむなく「即興二次小説」というのを新設した。
それは自分が力不足だったからだ。もっと高いレベルで思考すれば分断せずに相乗効果を生み出す道を見いだせたかもしれなかった。今となっては悔しさが募る。
しかし今なら共存させられるかもしれない。オリジナルも二次創作もテリトリーを保ったまま共存する場所が作れるかもしれない。
挑戦したくなった。
制約の大きいマストドンでそんなことが可能なのかはわからない。また敗北するかもしれない。でもそれでも挑戦してみたいと思ったのだ。
——オリジナルも二次創作もお互いのテリトリーを保ったまま共存する。
この小説マストドンでそんな理想の実現に付き合ってくれませんか?