優れたCGMの条件
以前ツイートした内容をまとめて残しておく。
CGMが生き残るには文化を内包している必要がある。なぜならユーザーがコンテンツを作るので、同程度の機能ならば他のサービスでも代替可能だし、ユーザーに移動されたら死ぬからだ。でも文化というのは代替が難しいので、盤石な文化があればそう簡単に取って代わられることはない。
— だーすー (@Neko_Inu_) 2017年8月18日
強い文化が生まれるには「借用」「模倣」「撹拌」という要素が必要である。「借用」は違う場所と互換性のあるメディアであること。「模倣」は後発のコンテンツが先発の優れた要素を容易に真似できること。「撹拌」は注目を集めるコンテンツがあり、またそれが常に変化すること。
— だーすー (@Neko_Inu_) 2017年8月18日
この3つの要素は、もともとレヴィ=ストロースだかリチャード・ドーキンスだかが言っていたもので、 文化人類学的な観点から導かれたものだ。
この3つの要素を強く持てるCGMを作るのは難しいが、弱い要素を強化していくとCGMは一気に成長するかもしれない。それだって簡単なことではないが、「流行るCGMを考える」なんて無理難題をクリアするよりは楽なはず。
— だーすー (@Neko_Inu_) 2017年8月18日
もっと詳細に分析して考えを整理し直そうかとも思ったけど、ある程度まとまった言葉にしてしまったらかなりその気が削がれてしまった。こういうのよくある。