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Webディレクター?プランナー?プロデューサー? 自分の役割を何と呼べばいいかわからない問題

僕はプログラマーではない。プログラミングもほぼ出来ないと言っていいだろう。

Diver Down社でサービスを作る際には、まず企画を立てまくり、そこから面白そうなものを選んで具体的な仕様にする。そして制作することの価値を考慮し、制作するかを判断する。制作が決まれば、それ以降の工程でエンジニアと相談しながらディレクションをする。サービスが出来上がれば、それをごく小数のユーザーに使ってみてもらってフィードバックを得たり、ブログやTwitterでPRしたり。大体そんな感じでやっている。

企画を立てて仕様化する際の役割に絞れば、Webプランナーと言っていいだろう。しかしそれ以降のディレクション業務については間違いなくWebディレクターだ。おまけけに制作判断や情報収集・PRなんていうのはWebプロデューサー的でもあるし、Webマーケター的な部分もあるかもしれない。じゃあこれ全部やる人、なんて言うの? と悩んでしまう。

ざっと調べてみても、それらしい答えは得られていない。そもそもこういう役割分担の呼称は、どこもかしこも受託開発におけるフローに対応した説明となっているため、役割について知れば知るほど「なんか違うな」と感じてしまう。僕らはこれまでオリジナルのサービスしか作ったことがないし、今後も同様なので、受託開発とは根本から性質が違うからだ。

端的に示せる言葉を作ってしまうのも悪くない。しかしだ、ちゃんと多くの人に補足説明なしに伝わる言葉を作るのは至難の技だ。意味だけで考えれば「Webオリジネーター」とか「Webマスターマインド」みたいのが妥当なところである。独自のWeb企画を立て、それの実行を指揮していく人という感じだ。だがこんなのはがっつり補足説明しないと成り立たないので、呼称としての役割を果たしてくれない。

「Webクリエーター」や「Webデザイナー」や「Webアーキテクト」も英単語の意味だけを見れば間違いではないが、デザイナーだとか技術的な面の設計者だとかと同じになってしまうので駄目だ。

こういう風に何かを企画して進めていく役割を指す言葉を追い求めていると、行き着く先は「ハイパーメディアクリエイター」くらいしかないのか……という絶望がちらつく。

とりあえず今のところ、制作における自分の役割の呼称を1つだけ使うなら、「Webディレクター」にしている。ただそこに特別な考えはなくて、「Webプランナー」と「Webディレクター」は映画で言うところの「脚本」「監督」にあたるので、どちらか一方を使うならやっぱり「監督」だよなぁというくらいの気持ちである。しっくりくる呼称は未だに求め続けている。

誰かいい感じの呼称、教えてくれませんかねぇ?