ついに出た!スキル無しでもWebアプリを作って収入を得られる禁断のサイト!
スキルは無いけれど、ちょっとしたWebアプリを作って収入を得たい……
なんて思っている人は多いでしょう。
特に診断系Webアプリなんていうのは大した技術もいらない割に、拡散性が強いのでPVを増やしやすく、Google AdSenseのような類の広告ならかなり儲かる部類に入ります。
もちろんそれはある程度流行って、いわゆる「バズった」という状態にならないと広告収入など無きに等しいレベルなのですが、相対的に見ればバズる確率も高く、制作時間も短く、圧倒的に低コスト高収入です。
あえて診断系Webアプリの欠点を挙げるとすれば、流行っても頭打ちになりやすく、旬が過ぎるのも早い点です。広告収入が月100万を超えることはほぼ不可能で、おまけに長続きもしないのですから、もし専業化を目指しているなら診断Webアプリの制作ははっきり言って愚策です。
ですが、副業やバイト代わりとしては、やはりこんなに割のいいWebアプリはありません。少しバズれば月数万円がポンと入ってきますし、思いっきりバズってしまえば月数十万円入ります。それは誇張でも机上の空論でもなく、事実として断言出来ます。
なぜ断言出来るかというと、単なるインカレサークルである我がウェブ研が昨年の秋、実際に経験したことだからです。
企業ではない、そこらへんのサークルでも万単位の収益を上げられたのです(企業でそれなら酷いもんですがw)。
しかもサークルと言ってもその頃は設立してからまだ半年でした。今もそうですが、メンバーは2人しかいません。さらに2人ともサークルを設立するまではスキルゼロの素人でした。ですから良くわからないまま始めて学びながらいろいろと制作していたのですが、そんな我々でも意外と上手くいってしまいました。
そこに味をしめた我々は、診断系Webアプリの量産を企てます。診断系Webアプリ1個につき数万円なら、100個作れば100万円くらいはいくかもしれない、と夢想しました。
ところがそう上手くは行きませんでした。
ご存知の通り、診断系Webアプリなんていうものはくだらないものです。診断系Webアプリの制作期間は半日から1週間と短いものですが、それでも制作にはそれなりのモチベーションというものが必要になります。頭も多少は使わないといけません。
ですから「やるぞ!」という気持ちが湧いてこない限り、制作に取り掛かることなど出来ないのです。仕事で強いられているならともかく、「別にやらなくてもいい」という選択肢がチラついた状態ではなかなか作れないのです。なぜなら作るものがくだらないから!
とはいえ、くだらないものは好きです。くだらないものちゃんのことは好きだけど、ごめん、付き合うのはちょっと違う気がするんだよね……そう、友達以上恋人未満なのです。
そこで考えました。診断系Webアプリを毎回1から作る気にはなれないので、いっそのこと診断系Webアプリをプログラミングもコーディングも無しでさくっと作れちゃうようなWebアプリを作ってしまえ!と。
そしてさらに考えました。プログラミングもコーディングも無しで作れちゃうなら、自分たちが使うだけでなく、すべての非技術者に開放しちゃっても面白いんじゃないか?と。
そしてさらにさらに考えました。Google Adsenseの広告枠も開放してより多くの人に診断系Webアプリを作ってもらい、運営はそのおこぼれをもらうだけでもそれなりに儲かるんではないか?と。
そうして自分たちだけでバズりそうなものを量産するクローズな方針と、他人に広告枠を開放して超量産してもらうオープンな方針を天秤に掛けました。
その結果、メインの広告枠を手放すとページごとの収益は1/10以下になってしまうが、他人に超量産してもらえれば生産量は10倍なんか大きく超えるだろうし、何より他人に作ってもらったほうが楽ということで、オープンな方針で行くことにしました。よく考えたらオープンにしたって自分たちで使い続けることが出来ますし。
とはいえ、診断系Webアプリを誰でも作れるようにしてしまうというのは、一種のタブーです。診断系Webアプリを受諾開発で作って楽に儲けてる制作会社も腐るほどありますし、それに絡んだ情報商材を売ってる詐欺まがいの人達もいっぱいいますし、診断系Webアプリは低レベルな技術者が参加できる最後のブルーオーシャンでもあるのです。それをすべての素人達に開放してしまうことになるのですから、彼らが吸っていた甘い汁を奪ってしまうことになるのです。
そんな横暴は胸が痛みます……少しだけ。いや……ほんの少しだけ。いや……まぁ……そうです、正直に言ってしまえば全然胸は痛みません! むしろ彼らは死に絶えて然るべきで、我々が甘い汁を吸える確証は全くありませんが、彼らが甘い汁を素人に奪われるなら実に気味が良い! へっ! ざまぁ見ろこんちくしょー!
そういう訳で、診断系Webアプリをスキル無しの素人でも作れて、おまけに広告収入も得られるサイトの制作が始まりました。
……それが4月の終わり。
途中に「はたらけミュージック」の制作が入ったりなんやかんやで、結局制作を始めてから4ヶ月近くもかかってしまいました。
ですがようやく完成したのです!
ついに出たのです!
というか出したのです!
facebookの診断系Webアプリを作る機能は未実装ですが、Twitterの診断系Webアプリはじゃんじゃん作れてしまいます。プログラミングもコーディングも皆無で!
Adsenseだって各種アフィリエイトだって可能です!
それがこの「アプリメーカー」だ!
http://appli-maker.jp/
リリースしたばかりでまだほとんど存在を知られていませんし、作られたアプリも少ないのですが、これでシンプルなTwitter連携Webアプリはさくっと作れてしまいます。
バズったりしているWebアプリでも、アプリメーカーだけで同じ機能を作れてしまうものがたくさんあります。ですからアイディアさえ良ければ、さくっと作ってどかっとバズるということもあり得るでしょう。優れたアイディアはあるが技術がなくて何も作れなかった人ならば、一気にその才能が世に放たれることでしょう。より多くのみなさんに使って頂けることを願います。
こうして技術の壁を低くして、才能がより発揮されやすくすることが文明の力であり、世界が進むべき正しい道だと思っています。
そして世界をそういった道に進めていくことこそ、我がウェブ研の理念であります。
作るものはくだらないものでも、楽をするために作ったとしても、きちんと理念に沿った制作物を世に送り出せたというのは非常に心地よいものです。
誰に、という訳でもありませんが、こういう機会を得たことを無性に感謝したい気持ちです。
せっかくだから甘い汁を吸っていて、これから無数の素人に蹂躙されていく予定の人達に言っておきましょう。
なんかあざーすw
いや、やっぱりこれは締まらないですね。困った。
しかし困った時は室伏広治。江戸時代から伝わる日本の風習です。
なのでここは彼に感謝を伝えておしまいといたしましょう。
室伏ありがとう!