運営側がGoogle AdSenseでニートでも簡単に1万円稼げる方法を教える

訂正

 予想に反してアプリ☆メーカーは以下の文章を書いた時点よりも成長したため、各金額は5~10倍くらいになってます(2015年末時点)。

 


 

 これはそこらへんのブログ運営術の類ではなく、とあるサイトの運営側が教える裏ワザである。今しか使えないかもしれないし、誰でも出来るというわけでもないかもしれない。

 しかし、現時点でこの方法より簡単に稼げる方法を僕は知らない。

 だから運営側なのに普通にユーザーとしてがっつり使って稼ぎまくっていたのだが、さすがにそれでは運営が上手くいかなくなってしまう。そろそろ多くの人に使ってもらって、それによる運営としての収益を増やしたいと思っている。そうすることで、長期的にはユーザーとして頑張るよりも更に稼げるようになると予想している。

 

 さて、そのサイトとはアプリ☆メーカーである。

 リリースして日が浅いうえに億単位のPVを稼ぐほどのモンスターサイトではないので知らない人も多いだろうが、一千万を超えるPVは稼いでいる中堅サイトなので、アンテナを張り巡らしている人ならばきっとどこかで見たことがあるだろう。

 

 アプリ☆メーカーはシンプルなWebアプリをユーザーが作れるサイトだ。よくあるツイッター連携サービスはだいたいアプリ☆メーカーで同じものが作れてしまい、プログラミングが出来なくてもそれっぽいWebアプリがささっと作れる。

 で、作ったアプリにAdSenseを貼ったりAmazonを貼ったりできるので、多くの人に使われるアプリを作れればユーザーはそのまま広告収入を得られるという訳だ。

 

 が、実際のところ、1000万を超えるPVのほとんどを数人のユーザーで分けあっている状態だ。アプリ利用者がとんでもなく多いのに制作者が少なすぎるのだ。だから5分くらいで適当に作ったやつがなぜか数万円稼いだりするようなラッキーが頻発している。

 その状態が素晴らしすぎて僕もそこでいい加減なアプリを作りまくっているが、運営が一番のユーザーになっちゃってる現状は明らかに良くない。

 

 アプリを制作したユーザーのAdSense広告が表示されるとはいえ、下のほうには運営の広告が表示される。だから別に運営がユーザーとして頑張らなくても収益は得られる。

 ただ、下のほうの広告なので、各アプリページで運営が通常得られる収益はユーザーの10分の1くらいになる。一方で運営の僕がユーザーとして頑張っちゃえばその10倍の収益を得られて手っ取り早いので、ついつい自分が頑張ってしまっていた。

 しかし、僕を超えるユーザーが10人以上いれば、僕が頑張る以上の収益を得られ、僕が頑張る必要はなくなる。100人以上いれば、自分が10倍頑張るよりも大きな収益が得られる。そう考えると、やっぱり僕は働かずに済む道を選びたい。

 だからここでアプリ☆メーカーで簡単に稼げる方法をより多くの人に実践してもらうことで、僕は我が不労の道を切り拓きたいのだ。

 

いざ、月1万円を簡単に稼ぐ

 この方法でどれくらい稼げるのかを検証するために、まず知り合いにやってもらった。その結果、割と簡単に月1万円をクリアしたので、それが現時点での「簡単」なラインとして妥当だと判断した。

 有力ユーザーへの聞き取り調査では、ユーザーは表示している閲覧数(ユニークユーザー数)につき0.2円〜0.3円くらいのAdSense収益を得ているという噂だ。運営はユーザーの広告収入の具体的な数字を把握できないので正確な数字はわからないが、どのユーザーもだいたいそんなもんじゃないかと思う。基本は0.2円くらいで、人気が出るほどライトユーザーを招いて0.3円に近づいていくんじゃないかと推測する。

 ユーザーの累計閲覧数は誰でも見られるので、上記の数値で計算すればなんとなくの収益額がわかるだろう。

 

準備

 まず必要なのは、Twitterのアカウントだ。これがないとアプリ☆メーカーでアプリを作れないので、どうしようもない。

 次に、AdSenseのアカウント持ってないとどうしようもない。

 持ってない人はこれでも読んで取得しよう。

 アプリ☆メーカーで広告収入を得るための手順

 

 実践

 とりあえずアプリ☆メーカーをいじってみてどんなサイトなのか知るのは必須である。シンプルなサイトなのですぐに全体像を把握できるはずだ。

  だいたい把握できたら、あとは主に「役割分担系のお手軽テンプレート」を使ってたくさん作るだけだ。

 コンテンツを作るセンスというのは打率のようなものなので、質の悪いものでも運が良ければヒットする。打席の中で素振りしちゃえば一石二鳥である。いろんなことは作ってから考えよう。

 ヒットするかどうかは作り手が決めることじゃない。とにかく作れ。

 

大切なこと

 アプリ制作で10割打者になるのは不可能である。だから一番大切なのは作り続けることだ。打率が低くても打席に立ちまくればヒット数はどんどん増えていく。

 そして次に大切なのは、頑張らないことだ。はっきり言ってアプリ☆メーカーでの成果は頑張り度合いにあまり比例しない。圧倒的に質より量の世界である。だからとにかく打席にたくさん立つことを考えるべきだ。

 目安としては、アプリ制作に費やす時間を1日10分程度に留め、その代わり毎日作るようにするのがいい。何を作ればいいのかわからない場合は、「役割分担系のお手軽テンプレート」を使えって適当に作ればいい。そうすれば楽に作れるし、充分に「簡単」の範疇だ。

 ほとんどテンプレートを使うだけでも、本当に1日10分程度のアプリ制作を続ければ、余裕で月1万円は超えるはずだ。現在の入れ食い状態なら確実だ。

 もし「そんなもので」と思う人がいるならば、その人はアプリ☆メーカーの基本戦略である「ソーシャルグラフを攻める」というポイントを甘く見ている。

 

ソーシャルグラフ特化のすごさ

 実はアプリ☆メーカー、検索から来る人はほとんどいない。1000万PVのうち15万しかいない。ツイートされるようなアプリを作るためのサイトなので、利用者は主にTwitterからやって来るのだ。アプリ利用者がアプリ使用結果を面白く思ってツイートし、そのツイートを見たフォロワーがアプリのページにやって来る。平均滞在時間は約2分と非常に短いが、この繰り返しによってリアルタイムの訪問者は常に100〜3000人おり、1日のPVは多い時で60万以上になる。

 このようにソーシャルな関係(ソーシャルグラフ)を攻めることに特化しているので、拡散性が強く、アプリは格段にヒットしやすくなっている。作って1時間も経たないうちに1万PVに達するなんてこともよくある。

 さらに鍵となるのは、テンプレートである。通常よりさらにソーシャルグラフへ拡散しやすく作られているので、適当に作っても量があれば何本かヒットするはずだ。数本ヒットすれば1万円は確実に超える。

 

ね、簡単でしょ?

 ここまで読んでもまだ簡単そうに思えない人もいるかもしれない。月に約30ものコンテンツを生産するのは一見大変そうでもある。

 しかし、思いつかない日はテンプレートを適当に埋めてやるだけでいい。勝手がわかれば5分でアプリが作れる。それすらも難しいならば簡単には稼げないだろうが、本当に大したものでなくていいのだ。多くの人には難しいことではないだろう。

 

 ただ、注意すべきなのは今後も今と同じような状況が続くとは限らないということだ。テンプレートを使って毎日適当に作って稼ぐ人が千人に増えたらさすがに競争が激しくなり、ヒットする可能性の高いものが埋もれてしまうこともよく起こるだろう。

 もう一つ注意すべきなのは、やっぱり5万円以上稼ぐのは難しいということだ。5万円以上は時の運に頼るしかなく、頑張りようがないのでキツイ。運営側の僕でも全然楽じゃない。世の中そう甘くないので、今の美味しい時期に適当にやって1万円稼ぐというライン以外はオススメできない。

 

アプリ☆メーカーで作れるコンテンツ

 最初にリンクがあったとしても、いちいちアプリ☆メーカーに行っていろいろ確認してから記事を読んでいた人はあまりいないだろう。なので今現在アプリ☆メーカーで作れる5タイプのアプリをここでざっと紹介する。

 

・ランダムな結果を表示するアプリ

 いろいろ出来るアプリ☆メーカーですから、よくある診断系のやつも当然作れるわけですよ。そういうのに自分のアドセンス広告貼れちゃったら楽に儲かるのになぁと思いません? サーバーにも優しいので、このタイプは運営的に結構助かる。

 

Twitterの情報を解析するアプリ

 このタイプのアプリが最もアプリ☆メーカーらしいアプリを作れる。フォロワーも巻き込んだ結果を出せるので、拡散性の強いものを作れ、爆発力は全タイプの中でも最強。

 本格的な形態素解析も実装しているので、ツイート文から特定の品詞を持ってきて組み合わせたりもお手の物。最近だと、ツイートの形容詞or形容動詞と頻出の名詞で毒舌あだ名を作る「毒舌あだ名メーカー」が人気。

 
・1ページだけのサイト

 テンプレートもこれに書いてある。主に文章を載せるものなので人気が出そうなものを作るのは難しいだろうが、ちょっとしたことを書いて人に見せる時に便利なので作った。相互フォロー限定公開にして使うこともできる。

 やっている人はいないけど、動画も画像もツイートも埋め込めるので、ここでTogetterNaverまとめようなものを作って広告収入を得ることも可能っちゃ可能。

 

・クイズアプリ

 普通にクイズ作れちゃう。例えばこんなの→常識漢字テスト

 記述式にも対応。問題数を増やすと作るのが少し面倒になるけど、アプリのアイディアを考えるのが一番楽なタイプ。実装したばかりなので競合は少ない。

 アプリメーカーはどのタイプでもTeXという数式用の記法にも対応しているので、これでガチな数学問題も作れる。数式がこんな感じで綺麗に表示される→クイズアプリと数式表示機能追加のお知らせ!!

 
・インタビューアプリ

 制作者は質問文を考えるだけでいいので、一番作るのが楽なタイプ。実装したばかりでこのタイプはまだほとんど作られておらず、拡散性は未知数。

 アプリページの例→Twitterユーザーにインタビュー!

 回答ページの例→「Twitterユーザーにインタビュー!」への回答

 回答ページにもアプリ制作者の広告が表示されるため、作るのが楽な割にはいいかんじの広告収入を得られるかもしれない。

 

 

 余談だが、「アプリ☆メーカー」はリリース当初「アプリメーカー」だったが、 商標的な問題で改名を余儀なくされたw

 さらに余談だが、☆は「白星」というげんを担いだ「つのだ☆ひろ」にインスパイアされ、塗り潰しの★ではなく白抜きの☆にした。だから「常に白星」という願いを込め、黒背景白文字の場所では塗り潰しのほうで表記している。

 

おわりに

「運営側がGoogle AdSenseニートでも簡単に1万円稼げる方法を教える」というタイトルだが、僕の知る限り、そこに偽りはない。

 よくある同様の記事では大体が全然簡単じゃなく、おまけに実践した人の大多数が失敗している。むしろそういう記事を書いたブログのアフィリエイトで稼いでいるから稼げているという詐欺みたいな構造のものも少なくない。

 他にスキルも必要とせず適当にやって1万以上稼げる方法があるならばむしろ教えてほしい。そして広めてほしい。

 なぜなら我がウェブ研の基本方針は「娯楽・教育・富の再分配」であり、すごく大雑把に言うと「こんな世界間違っている!ニートでも収入を得られる新世界をもたらしてやる!」みたいな思想で活動している側面があるからだ。

 だからそういう面では、この記事で紹介した方法も出来ればニート、主婦、学生みたいな立場の人に実践してもらいたい。元から金を稼いでいる人にやられるとちょっと困る。なるべく富の再分配が実現される方がいいのだ。

 

 というわけで頑張れニート! アプリ☆メーカーによって新世界の礎となれ!

 

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